専門外来

痙縮外来

筋肉が緊張しすぎて、手指が握ったままとなる、肘が曲がり、洋服の袖が通せないなどの症状を治療します。

脳卒中でみられる後遺症のひとつに痙縮(けいしゅく)という症状があります。筋肉が緊張しすぎて、手指が握ったままとなる、肘が曲がり、洋服の袖が通せないなどの症状がみられます。 当院では今まで痙縮の治療に神経ブロックという治療法を行ってきましたが、新たにボツリヌス療法を開始しました。痙縮(けいしゅく)がやわらぐと日常生活動作が行いやすくなり、介護の負担が減ることもあります。

対象となる病気や症状

  • 手足のつっぱり
  • 手足の関節が固まる(拘縮)
  • 首や背中が反ってしまう
脳卒中や脊髄損傷の後遺症の中に、手足のまひと共にあらわれる筋肉のつっぱり(痙縮)があります。この痙縮によって痛みや普段の生活に支障が生じる場合には治療が必要となります。

主な検査

筋電図検査、超音波検査など。

主な治療法

ボツリヌス療法 など

ボツリヌス療法

ボツリヌス療法はボツリヌストキシンという薬を注射して、筋肉の緊張をやわらげる治療法です。フェノールブロック注射と比べ局所的な処置により適しています。 治療は資格を持つ医師のみが行うことができ、患者さんに方法を説明して、同意を得た後に登録と注射薬発注を行います。概ね、7日後に治療を行います。 まず予約の上、診察を受け、ボツリヌス治療の適応の有無の判断し、適応ありと判断された方は、その後に詳細の説明を行います。必要に応じてリハビリを行うことがあります。

診療日

項目
午前            
午後          
※予約制となっております。